PHPカンファレンス2010 テックデイ

http://phpcon.php.gr.jp/2010/
http://gihyo.jp/news/report/01/phpcon2010/0002


参加しました。僭越ながら壇上にも上がらせていただきました。

フレームワークアップーデートというテーマで話を受けた際に、「基本方針は立ち上げ時から変わってないから、追加かバグ改修しかないです(キリッ!」てことで何を話すべきか、またPHPカンファレンスに来られる多様な方々にZFについての概観を伝えられるか非常に悩んでました。


ですけど、やはり他のMVCとしてのフレームワークと比較される形での発表となるであろうから、なぜZFがフレームワークと冠しているのかてことを伝えつつ、利用するユーザはどうアクションを起こすべきかを伝えることを主題においてます。ZFの立ち上げ参加/zeta/PHPUnitの、Sebastian Bergmann最近のスライドで疎結合に考えろよと改めて話しておりまして、今のZFリードのマシューは、Symfony Liveに参加したさいに、symfonyもez componentも他のライブラリもそれぞれ使えば良いだろ常識的に考えて。。とも話してる時勢なので、どのフレームが良いかとかは割とFUDPHP全体における協調としての側面から見るために、ライブラリーとして何が加わった(加わる)とコンポーネント名を並べつつ、Zend_Serializarのアダプターを引き合いに柔軟性を強調したかったのですが、あまり魅力は伝えられてなかったかもしれないですね。。今回キャッチーさはないものとなってしまい、受けは良くなかったようで、、、、落ちこんだりもしたけれど、私は元気です。


発表時のスライドは以下です。


ZF2について聞かれることもあったんですが、ZF2については11月のZendConでマシューからまとまった発表があるでしょうから、話すのは時期早々かなと思います。(MLの方では色々話が進んでますし、いくつか新規のも出てますが)
http://zendcon.com/tracks?tid=1698#session-15115
マシューはAOPな方向に持っていきたいようですが、今回のPHPカンファレンス全体の感慨も含めるとPHPとしてのフレームワークとして必然的なものか、個人的には考えがまとまってません。各フレームワークは、ちょっとオーバーアーキテクチャな方向に進みそうなんですが、私は経緯的な事情があり結果的に中庸になった今のZFが好みですね。


AgaviHiPHoP対応はとても魅力的です。HiPHoP対応は、facebookの方の話を受けるとfunction_existsを除かなけばいけないのが割とウゲゲて感じです。例えば今のZend_Http_Clientのコードには、、、

<?php
        // If mbstring overloads substr and strlen functions, we have to
        // override it's internal encoding
        if (function_exists('mb_internal_encoding') &&
           ((int) ini_get('mbstring.func_overload')) & 2) {

            $mbIntEnc = mb_internal_encoding();
            mb_internal_encoding('ASCII');
        }


P1040084


PHPの中の人によるパネルディスカッション」のときは、Rasmusに質問が集中する形でしたが、mbstringの方々にも聞けたら良かったかなーと思います。パネルディスカッションは時間短すぎでしたけれども。


今回は懇親会にも参加しました。
P1040092
14時のときに懇親会LTの応募の張り紙はriafさんのしかなくて、
他いないならってことで急いでスライド作って話ました。
http://handsout.jp/slide/3075

てか、皆さんちゃんと懇親会LT用仕込んでたんじゃないですか。。
(去年の即興ぽかったのに。。
http://gihyo.jp/news/report/01/phpcon2009/0002?page=5##vae1b14f)


後方付けぐらいしか手伝えませんでしたが、
来年はスタッフとして協力できたらなと思います。
発表者・参加者・スタッフの方々お疲れ様でした。